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「人の目が怖い」が強まり、うつになった過去

「人の目が怖い」

皆さんはこんな風に思ったことがあるでしょうか?
現代では全世代の約半数は「怖い」と思ったことがあると言われています。
例えば、人前で意見を言う時、みんなと違う行動をする時など、自分がどう思われるかを考えてしまい思うように動けなかった経験があるかもしれません。その経験をネガティブにとらえて引きずったり、考え込むようになってしまうと更に不安や緊張が高まり、人と接することを避けるようになります。そうすると、人と接する際の不安や緊張がさらに大きくなります。こうして強い不安を感じる悪循環に陥る・・・。

この話を聞いて、自分はまだ大丈夫と思う方は、今すぐこのページから移動してください。というのも、「知らぬが仏」という言葉があるように、知らなくてもよい世界があるからです。
インターネットを使い、なんでも気軽に調べることができる時代になりました。私も、「これって何だろう?」と思う日常の疑問をスマホで調べを繰り返しています。ただ、その弊害として調べすぎが不安を煽ることもあるのでは、と私は考えています。

私は公務員時代に「人の目が怖い」という思いが強まりました。そのきっかけは、きっと性格から始まると思います。

小さな頃から頑張り屋さん。母や弟が、父に怒られる姿を見るたびに、「自分がもっとしっかりしなきゃ…」「怒られないように頑張らなきゃ…」と思いながら過ごしてきました。
そんな子供時代を経て高校を卒業し、社会人に。世間一般で安泰と言われ、文句を言われなさそうな地方公務員になり、「期待に応えられるよう、頑張らなきゃ!」と思って毎日仕事に励んでいました。多少のミスは仕方ないものの、今思えば自分に課すハードルが高く、自分に課すハードルが高く、「これくらいできて当たり前」「もっと出来ていなきゃいけない」毎日が土砂降りの雨に立ち向かうかのように心がつらかったです。
そんな私は、人からの評価をすごく気にしていたので、上司からどう思われているのか強く気になるようになり、プライベートでも仕事のことが頭に浮かび、心が休まる時間がありませんでした。

人からの目が怖い
   ↓
仕事に集中できない
   ↓
仕事でミスをし叱られる
   ↓
頭の中の自分が自分を責める
   ↓
仕事に行きたくなくなる

このループの日々が続き…

就職から2年ほど経とうとしていた時、自分で自分が信じられなくなり、勧めにより心療内科を受診。休職せざるを得ない状態となりました。診断名は「うつ状態」。やっぱりか。というのが感想でした。
一人暮らしでしたが、流石に一人ではどうしようもなくなったので、実家に帰り、療養生活を過ごすことになりました。死にたい、消えてしまいたいと思い続けながら、気分転換にゲーセンに通い詰め。唯一現実を忘れられる時でした。

こんな状況を打開したく、#うつ #視線恐怖症 #対人恐怖症などについて結構調べました。
共感を沢山するも、決定的になにが足りないな…と模索し続けている日々の中、就職当時から所属していた若者グループで大きなイベントを開催することになり、役員として会議に出席するなど日々準備に取り組んでいました。

無事イベントを成功させて少し経った頃、復職の声がかかりました。前の深刻な状況を抜けたとはいえ、人に対する恐怖を感じずにはいられなかったのですが、3ヶ月経とうとしていること、このまま逃げていてはいけないという思いから復職を決意。それと同時に部署異動となり、心機一転。上司や同僚に恵まれ、症状の大きな波がありつつも、自分の得意なことを活かして一定の成果を挙げ、日々の仕事に充実感を得ることができました。
そして、現在は8年間勤めた自治体を退職し、愛する人と結婚して家庭を築いています。

どん底を何回も経験し、うつや視線恐怖症、対人恐怖症を味わいながら人生について学び考えてきたからこそ、同じような思いで苦しんでいる人に伝えたいと思っています。

「もっと自由で楽しい人生を手に入れられる!」

言いすぎと思うかもしれませんが、私は苦しんでいた頃と比べて本当にそうだと感じています。

私の経験を通じて、あなたにとって一歩でも進むきっかけとなれば幸いです。

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この記事を書いた人

結婚2年目の主婦うさぎ。高校卒業後、地方公務員として8年間勤務。在職中にうつを経験しながらも、Web広告、ライティングページ、情報発信紙、見学受入などを通じて特産品の情報発信に貢献。結婚を機に退職し、フリーランスと主婦を両立。2022年に息子を出産し、1児の母となる。2023年6月からは在宅パートも兼業し、自分のやりたいを実現中。

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